カスタムパーツメーカー"LEGANCE"を独占取材! Vol.1 LEGANCEのこだわり編

圧倒的人気を誇るワンボックスカー、トヨタ ハイエースとは

ジェイクラブ LEGANCE

トヨタ ハイエース。クルマ好きであればこの車種を知らない人はまず居ないでしょう。

先代型である100系のフルモデルチェンジからすでに15年が経った現行型ハイエース200系は、商用、ファミリーユース、レジャーユース、そして送迎車やハイヤー等にまで幅広く使われている、キング・オブ・ワンボックスカーです。

使いやすいスクエアな室内、タフなエンジンと足回り、そしてスタイリッシュなエクステリアは世界中で高く評価され、年間販売台数は、世界中で約18万台にも及びます。このうち、日本国内で販売されているのはおよそ8万台前後となっています。

この数値だけを見てしまうと一見大したことなさそうに思えてしまいます。しかし、乗り換えられる事が多い乗用車と違って、ハイエースの主力販売は4ナンバー、1ナンバーの商用車です。商用車ということを加味して考えてみると、年間8万台という数値がどれだけ多いかが分かるのではないでしょうか。トヨタ ハイエースは、さまざまなユーザーニーズに答えることのできるマルチなクルマなのです。

乗用車として乗るには少し物足りないハイエース

そんなハイエースですが、元が商用バンベースという事もあり、ノーマルのまま乗用車として乗るには物足りなさを感じてしまうのが事実です。

もっと快適に、もっと使いやすく、そしてもっとカッコよく。ハイエースを高級感溢れるクルマに仕立てる為には、アフターパーツによるカスタマイズがオススメです。

「ハイエースのアフターパーツメーカーって沢山あるけど、どこが良いの?」今回は、このようにお考えのハイエースユーザーにオススメのカスタムパーツメーカーをご紹介させていただきます。

大阪府に本社を置き、常にユーザー目線の発想によってハイエースのカスタムパーツを作り続けているパーツメーカー、株式会社ジェイクラブが展開するパーツブランド「LEGANCE(レガンス)」です。

LEGANCE(レガンス)とはどんなブランド?

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株式会社ジェイクラブが運営する「LEGANCE(レガンス)」は、大阪府に本社・ショールームを置くカスタムパーツブランドです。創業した2000年からハイエースのカスタムを得意としており、エクステリア・インテリア・エレクトロニクスパーツまで、ハイエースのカスタムパーツであれば全てレガンスで揃える事ができるほどのパーツラインナップを誇っています。

レガンス製品の特徴は、ハイエースを力強く、洗練されたスタイルに仕立てることができること。ブランドコンセプトには「エレガンス」を掲げ、威圧的な迫力よりも、美しさとプレミアム感にあふれたクルマ作りを得意としています。

ハイエースファンでレガンスを知らない人は居ないと言っても過言ではない程の人気カスタムパーツブランドであり、国内は元より、海外(タイ・シンガポール・マレーシアなど)のファンも多く存在しています。レガンスは、ハイエースカスタムの代表的ブランドとも言える存在なのです。

レガンス代表、寺西社長にレガンスの生い立ちを聞く

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およそ19年前、ハイエースと言えばまだ100系が全盛期のころでした。当時でもハイエースのカスタムは盛んに行われていましたが、その殆どは前にせり出した大型のバンパーや、グンと伸びたリアウイングなど、“ゴテゴテ”したカスタムが主流でした。

その代表的なカスタマイズが「バニング」と呼ばれるものです。いかに大きく、いかに目立つかが重要だったバニングは、リアガラスをスムージングしてエアブラシでリアハッチ全体に絵を描いてみたり、エアロパーツに電球をたくさんつけて目立たせてみたり…。当時流行していたカスタムは、とにかく目立ったもの勝ちだったのです。

自分が素直にカッコイイと思うスタイルを作った

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そんなスタイルに「何か違うな」と感じてた寺西氏は、ノーマルのボディをローダウンし、大径ホイールを履かせるシンプルなカスタムスタイルを行いました。あえて流行には乗らず、廻りが何と言おうと自分が素直にカッコイイと思えるスタイルを貫きます。

シンプルだけど高級感があり、派手なボディラインでは無いけれど、漂うエレガンス。大型で派手なエアロパーツが流行している時代に、あえて小ぶりでエアロ下端が“内巻き”タイプのエアロパーツを開発しました。

派手さばかりが追求されていた時代で、この斬新なカスタムスタイルは大きな反響を呼びました。「ハイエースの新しいカスタムジャンルを作りたい!」という寺西氏の強い思い。それこそが、レガンスがカスタムパーツメーカーとして始まったキッカケだったのです。

ハイエースは無限の可能性を秘めた”魔法のハコ”

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「ハイエースは無限の可能性を秘めた“魔法のハコ”です。使う人の発想次第でどんなライフスタイルにも適応する事ができるし、発想の数だけ楽しみ方も無限に存在します。

エクステリアだけカスタムして、中身はノーマルのままで仕事に使う。逆に、エクステリアはノーマルのまま、インテリアは高級タクシーのようにラグジュアリーに仕上げる。そんな楽しみ方があっても良いと思います。

カスタムの楽しみ方は人それぞれ。だから僕たちは、ハイエースのカスタムパーツならエクステリアからインテリアまで全てのジャンルを揃えているんです。

ハイエースの使い方は人それぞれですし、暮らしている環境も人それぞれ違います。どんなユーザーさんであろうと、ハイエースのカスタムを思いっきり楽しんでほしい。この願いを具現化したブランドこそが我々のブランド、レガンスなんです。」

まるで少年のように目を輝かせながらハイエースの事を語る寺西氏と話していると、本当にハイエースの事が大好きなのだとつくづく感じる事ができました。

使う人のことを第一に考えたレガンスのカスタムパーツ展開は、ハイエースを愛する寺西氏だからこそ実現できたことなのです。

次回Vol.2の記事は、そんな寺西氏がおススメするカスタムパーツ達をご紹介していきます。こうご期待!

>>Vol.2 LEGANCEおススメのカスタムパーツ編 ※comingsoon

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