JFEスチール・知多、表玄関に「ギャラリー」 〝魅せる製造所〟でファン拡大

 JFEスチール知多製造所(所長・三宅亮一常務執行役員)は、本館1階のPRコーナーを大幅にリニューアルし「知多ギャラリー」としてオープンした。30日にはテープカット式を行い、関係者や来賓約40人が「魅せる製造所」の表玄関の完成を祝った。

 三宅所長は「お客様や地域に皆様に、製造所をもっとよく知ってファンになってもらうことや、ものづくりの素晴らしさを伝えたい、という考え所内で討議して完成した。新たな価値を提供できる製造所になるべく、努めていきたい」などと挨拶。来賓として杉江善典JFEスチール知多製造所協力会会長、田中清JFEスチール知多労働組合執行委員長が祝辞を述べた。

 リニューアルしたギャラリーは、本館入り口の約80平方メートルに、プレゼンテーションや商談もできる大型プロジェクターをはじめ、鋼管に土木建材と自動車を加えた3分野をバランスよく実物展示している。全体空間は、鋼管の円をイメージしてデザイン。白くシンプルな内装の中に、一筋の青い線を配置し、JFEのシンボルマークと重ね合わせた。

 また、知多のあゆみ(知多製造所の歴史、レイアウト、社会貢献活動を主に紹介)、バーチャル工場見学、ウエルカムボード(ガラス面に特殊なプロジェクターで、JFEロゴやお客さんの会社名、歓迎の文章を投影)など数多いアイテムを配置した。

© 株式会社鉄鋼新聞社