乳がん検診「大切」

室蘭・日鋼、市立病院でイベント

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「日曜日乳がん検診」で自己触診の方法についてアドバイスを受ける参加者ら=日鋼記念病院提供

 10月第3日曜日の「ジャパン・マンモグラフィーサンデー」に合わせた「日曜日乳がん検診」が、室蘭市内の2病院で行われた。新富町の日鋼記念病院(柳谷晶仁院長)では、30~60歳代の女性48人が、乳がんの発見に有効な「マンモグラフィー検査」や自己触診指導を通じて、早期発見の大切さなど乳がんに関する知識を学んでいた。

 乳腺の小さな石灰化を発見するのに有用な検査とされるのが「マンモグラフィー検査」だ。この石灰化は乳がんに関連する場合もあるため、乳がんの早期発見に向けては、定期的な受診が推奨されているほか、がんの部分ともなる「しこり」が直接、自分で確認できる場合もある「自己触診」も適度な間隔で行っていくことが指摘されている。

 「ジャパン・マンモグラフィーサンデー」は、NPO法人のJ・POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が、平日の検診受診が難しい人など多くの女性にマンモグラフィーを受けてもらえるように―と、全国の医療機関に協力を呼び掛けている取り組み。

 「乳がん啓発強化月間」の10月第3日曜日を中心に開かれており、日鋼記念病院でも21日に開催。参加者はマンモグラフィーを受診したほか、「自己触診」の効果的な方法について保健師からアドバイスを受けていた。

 今回、初めて受診したのは「クーポンをもらって初めて来た」などと話す12人。受診した人は「日曜日にやってくれて、本当にうれしい」「自己触診について学べて良かった」などと感想を寄せたという。

   

 山手町の市立室蘭総合病院(金戸宏行院長)でも28日に「ジャパン・マンモグラフィーサンデー」を開催。参加した37人は多忙な日々を過ごす中、乳がん検診の大切さを肌で感じていた。
(松岡秀宜)