ウルフルズとスピッツ、ベーシストのアツい友情が泣ける 「バンドを辞めるかもしれない」と…【特集】

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J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。10月30日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお届け! ここでは「FEATURE TOPICS」のコーナーをご紹介します。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナーです。今週は、今年結成30周年を迎えた日本を代表するロックバンド、ウルフルズを特集しています。

1日目は1988年の結成から、ブレイクを果たした『ガッツだぜ!!』をリリースした1995年、そして1999年にバンド内で起きた大事件=ベースのジョン・B・チョッパーさんがバンドを脱退……というところまで紹介しました。

【1回目】ウルフルズの『ガッツだぜ!!』は、小室哲哉のアドバイスから生まれた!?

■脱退後に起こった「ドラマ」

ジョン・B・チョッパーさんが抜け、サポートベーシストを入れながら3人で活動を続けたウルフルズ。2001年にシングル『明日があるさ』をリリース。2度目のNHK紅白歌合戦への出場を果たします。そして2002年に7枚目のアルバム『ウルフルズ』を発表。この2002年にドラマは起こります。

その年の12月25日、デビュー10周年記念で渋谷公会堂で行われた『ウルフルズ10周年5時間ライブ!! 〜50曲ぐらい歌います〜』。このライブは3人時代のウルフルズをサポートしてきた3人のベーシストを迎えて行われたのですが、そのライブの後半に、4人目のベーシストとして、突如、ジョン・B・チョッパーさんが出演! そのときの模様はライブアルバムになっています。

DAOKO:ファンの人はやっぱり「キャー! おかえり〜!」ですよね。
藤田:嬉しくて騒ぎたいっていう人もいる一方で、たぶん泣いてる人もたくさんいたんでしょうね。いや〜バンドっていいなぁ。復活を待ち望んでいたファンの声援、「ウワァー!」って。MC中にアツいものが込み上げてきて言葉に詰まったトータスさん。「なんかしゃべって」ってぶっきらぼうに言ってますけど、あれはたぶん、このままいくと泣いてしまうので振ったんでしょう。

ライブ音源からは、楽しそうに演奏しているのがありありと伝わってきます。このライブから半年後の日比谷野外音楽堂で行われたフリーライブにて、ジョン・B・チョッパーさんは正式にバンドに復帰。ウルフルズは再び4人編成に。2003年にオリジナルメンバー4人で再スタートしたシングル『ええねん』をリリースしました。

藤田:もう(彼らの)ドラマそのものの歌ですよね。
DAOKO:歌詞がここまで振り返ってきて、泣きそうになるくらいリンクしている感じもありますね。
藤田:その滲み出る人間味みたいなところにも、ファンは触れてアツくなるんですよね。
DAOKO:ドラマがありますね。

■いつか返す日まで…ベースを預かっていた人物

このジョン・B・チョッパーさんの復活劇にはもうひとつドラマがありました。ジョン・B・チョッパーさんは脱退当初、もう二度とバンドに戻るつもりはなく、音楽を辞めようと楽器やエフェクターを処分するつもりでした。そんなとき、あるミュージシャンから電話がありました。「すべて処分しようと思っているんなら、メインのベースを俺に預けてくれ。もしまた弾く機会があったら渡すから」と言われたジョン・B・チョッパーさん。

いつかジョン・Bさんにベースを返す日が来ると信じて、そのベースを保管していたのは、スピッツのベーシスト・田村明浩さんでした。ウルフルズとスピッツは同期デビュー組。仲の良かった田村さんに「バンドを辞めるかもしれない」と、ジョン・B・チョッパーさんはずっと相談していたそうです。そして田村さんに預けていたベースは再び、ジョン・B・チョッパーさんに戻ることになりました。

DAOKO:すごいアツい友情ですね。
藤田:バンドっていいなぁってだけでじゃなくて、同期とか同志とか、横に繋がっているバンドが支えてくれて……いいなぁ。
DAOKO:なんかキラキラしてますね!

【3回目】トータス松本、奥田民生に「おまえは何を言ってるんだ」と怒られたワケ

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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