レアル、不調原因は「攻撃」だけじゃない! 「守備」もここ10年で最悪

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レアルの守備を牽引する主将のセルヒオ・ラモスだが…… photo/Getty Images

今季序盤戦から苦戦を強いられているレアル・マドリード。エースの座に長年君臨してきたクリスティアーノ・ロナウドの退団の影響もあってか、得点力不足が露呈してしまっているが、不振の原因は「攻撃」だけではなかった。「守備」にも目を向けてみると、近年では最も不調なシーズンだ。

28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節で、首位に立つバルセロナの本拠地へ乗り込んだレアルだが、リオネル・メッシ不在の相手に1-5で大敗し、リーグ戦5試合白星なし(1分4敗)。伝統のエル・クラシコは、両チームの明暗をはっきり分ける結果となった。なお、この結果を受けて、今季からチームの指揮を執っていたフレン・ロペテギ監督を解任している。

9月末から10月中旬にかけて行われた公式戦で、無得点時間が8時間を超え、クラブのワースト記録を更新。こういった状況もあってか、多くのメディアがレアルの不調の要因として「攻撃陣」を指摘している。確かに、第10終了時点でレアルは14得点しか挙げられていない。しかも、このうち3分の1以上となる5得点がDFによるものだ。ただ、バルセロナ相手に5点を奪われたことで、失点数も「14」に。2008-09シーズンに16失点しているが、14失点はここ10シーズンで最も悪い成績となっている。「守備陣」の不安定さも、不調の要因の一つのようだ。

また、現在レアルはリーグ戦10試合で14得点14失点と、得失点差が±0だ。データサイト『opta』によると、第10節終了時点で得失点差がプラスでないのは、1947-48シーズン以来71シーズンぶりの出来事だという。「攻撃陣」と「守備陣」の双方で早急に改善が必要かもしれない。

第10節終了時点でのシーズン別得失点数は以下の通り(直近11シーズン)

2018-19:14得点 14失点 ±0
2017-18:19得点 9失点 +10
2016-17:28得点 10失点 +18
2015-16:24得点 4失点 +20
2014-15:37得点 10失点 +27
2013-14:20得点 11失点 +9
2012-13:25得点 7失点 +18
2011-12:35得点 7失点 +28
2010-11:27得点 6失点 +21
2009-10:26得点 8失点 +18
2008-09:28得点 16失点 +12