【写真特集】
クランクアップ。映画の撮影完了のことですが、テレビドラマでも「最後の収録」という意味で使われる。とりわけ話題になった大河ドラマや朝の連続テレビ小説(朝ドラ)などではエンタメニュースとして注目されます。完全に役になりきった主役の表情、涙ぐむヒロインの様子は記憶に刻まれる。半年、1年ごとの時の移ろいも感じます。最近の話題の作品から印象的な撮影終了シーンを写真特集としてまとめてみました。
(構成 共同通信=柴田友明)
(共同通信記事から)放送中の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の撮影終了を受け、主人公の西郷隆盛を演じた鈴木亮平さんが10月29日、東京都渋谷区のNHK放送センターで取材に応じ「役と自分が同化し、西郷さんを生き切った。すがすがしい感じです」と感想を語った。最後の収録は26日、関東近郊で行われた。12月16日放送予定の最終回分で、西郷が政府軍による総攻撃を受け、最期を迎えるシーン。
ナレーションを務めた西田敏行さんが西郷隆盛の長男菊次郎役で出演したり、エンディングの「西郷どん紀行」のナレーション役のアナウンサー島津有理子さんが医学部進学のため退職するなど、いろいろ話題がありました。主役の鈴木亮平さんの「西郷さんを生き切った」という感想、その表情は頷けます。鈴木さんは2014年度上半期の朝ドラ「花子とアン」で、ヒロイン吉高由里子さんの相手役として出演しています。この時のクランクアップの写真はかなり興味深いです。
中央の吉高さん、友人役の仲間由紀恵さんの演技はとても話題になりました。この年の紅白歌合戦で吉高さんが司会を務めたので覚えている方もいるでしょう。右端の黒木華さんは、今回「西郷どん」では鈴木さんの妻役を務めました。今話題の時代劇映画「散り椿」(岡田准一さん主演)にも出演しています。左端の土屋太鳳さんは2015年度上半期の朝ドラ「まれ」のヒロインでした。
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2016年度上半期の朝ドラ「とと姉ちゃん」も話題作でした。主役の高畑充希さんはそれまで「ピーター・パン」「奇跡の人」などミュージカル・舞台で定評があり、2013年下半期の「ごちそうさん」でヒロイン杏の義姉役で注目度がアップ。「暮しの手帖」の創業者をモデルにした、とと姉ちゃん役で大いに注目されました。
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何かとSNSでも取り上げられた前作の朝ドラ「半分、青い。」のヒロイン永野芽郁さんのはじけた演技も記憶に残ります。永野さんのクランクアップのコメントは「ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見守ってください」。本当にその通りでした。
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(共同通信記事から)NHKは8月18日、連続テレビ小説「半分、青い。」の約10カ月間に及んだ撮影が17日に終了したと発表した。ヒロイン楡野鈴愛(にれの・すずめ)役を演じた永野芽郁さんは「私にとって永遠に自慢できる作品になったことは間違いないです! ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見守ってください」などとコメント。