「クランクアップ」その時、主役は!

朝ドラ、大河に見る〝役者の表情〟 写真特集

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左はNHK大河ドラマ「西郷どん」の最終日の撮影に臨んだ主人公・西郷隆盛役の鈴木亮平さん(提供写真)、右はNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の撮影終了後、笑顔を見せる主演の永野芽郁さん=2018年8月17日、東京・渋谷(NHK提供)

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 鹿児島県・奄美大島で始まった「西郷どん」のロケの一場面。西郷隆盛役の鈴木亮平さんと愛加那役の二階堂ふみさん=2018年3月14日

 クランクアップ。映画の撮影完了のことですが、テレビドラマでも「最後の収録」という意味で使われる。とりわけ話題になった大河ドラマや朝の連続テレビ小説(朝ドラ)などではエンタメニュースとして注目されます。完全に役になりきった主役の表情、涙ぐむヒロインの様子は記憶に刻まれる。半年、1年ごとの時の移ろいも感じます。最近の話題の作品から印象的な撮影終了シーンを写真特集としてまとめてみました。

(構成 共同通信=柴田友明)

 (共同通信記事から)放送中の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の撮影終了を受け、主人公の西郷隆盛を演じた鈴木亮平さんが10月29日、東京都渋谷区のNHK放送センターで取材に応じ「役と自分が同化し、西郷さんを生き切った。すがすがしい感じです」と感想を語った。最後の収録は26日、関東近郊で行われた。12月16日放送予定の最終回分で、西郷が政府軍による総攻撃を受け、最期を迎えるシーン。

 ナレーションを務めた西田敏行さんが西郷隆盛の長男菊次郎役で出演したり、エンディングの「西郷どん紀行」のナレーション役のアナウンサー島津有理子さんが医学部進学のため退職するなど、いろいろ話題がありました。主役の鈴木亮平さんの「西郷さんを生き切った」という感想、その表情は頷けます。鈴木さんは2014年度上半期の朝ドラ「花子とアン」で、ヒロイン吉高由里子さんの相手役として出演しています。この時のクランクアップの写真はかなり興味深いです。

 中央の吉高さん、友人役の仲間由紀恵さんの演技はとても話題になりました。この年の紅白歌合戦で吉高さんが司会を務めたので覚えている方もいるでしょう。右端の黒木華さんは、今回「西郷どん」では鈴木さんの妻役を務めました。今話題の時代劇映画「散り椿」(岡田准一さん主演)にも出演しています。左端の土屋太鳳さんは2015年度上半期の朝ドラ「まれ」のヒロインでした。

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 「花子とアン」がクランクアップを迎え、共演者と記念写真に納まるヒロイン村岡花子役の吉高由里子さん(中央)=2014年8月26日午後、横浜市青葉区

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連続テレビ小説「まれ」がクランクアップを迎え、涙ぐむヒロイン役の土屋太鳳さん=2015年8月20日午後、東京・渋谷のNHK放送センター

 2016年度上半期の朝ドラ「とと姉ちゃん」も話題作でした。主役の高畑充希さんはそれまで「ピーター・パン」「奇跡の人」などミュージカル・舞台で定評があり、2013年下半期の「ごちそうさん」でヒロイン杏の義姉役で注目度がアップ。「暮しの手帖」の創業者をモデルにした、とと姉ちゃん役で大いに注目されました。

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連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の撮影が終了し、写真撮影に応じるヒロイン役の高畑充希さん(中央)と共演者=2016年8月25日午後、東京・渋谷のNHK放送センター

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高畑充希さん(右)から「朝ドラバトン」を手渡される芳根京子さん=2016年9月20日午後、大阪市のNHK大阪放送局

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインを演じた波瑠さん(右)とドラマゆかりの品を交換した「とと姉ちゃん」の高畑充希さん=2016年3月15日午後、東京・渋谷のNHK放送センター

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連続テレビ小説「ごちそうさん」がクランクアップし、共演の高畑充希さん(右)と抱き合うヒロインの杏さん=2014年4月25日午後、大阪市のNHK大阪放送局

 何かとSNSでも取り上げられた前作の朝ドラ「半分、青い。」のヒロイン永野芽郁さんのはじけた演技も記憶に残ります。永野さんのクランクアップのコメントは「ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見守ってください」。本当にその通りでした。

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NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロイン永野芽郁さん(右)からバトンを手渡される次作「まんぷく」の安藤サクラさん=2018年9月20日大阪市のNHK大阪放送局

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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の撮影終了後、笑顔を見せる主演の永野芽郁さん=2018年8月17日、東京・渋谷(NHK提供)

(共同通信記事から)NHKは8月18日、連続テレビ小説「半分、青い。」の約10カ月間に及んだ撮影が17日に終了したと発表した。ヒロイン楡野鈴愛(にれの・すずめ)役を演じた永野芽郁さんは「私にとって永遠に自慢できる作品になったことは間違いないです! ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見守ってください」などとコメント。