河北抄(10/31):知人から新米や取れたての野菜が送られてき…

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 知人から新米や取れたての野菜が送られてきた。いつも何げなくスーパーで買っている食物を頂くと殊の外、得をした気分になる。その上、おいしい。

 必要に迫られ生活費のチェックを始めた。総務省の調査によれば2人以上世帯の1カ月の消費支出は平均約28万3000円で漸減傾向にある。25%は食費で、交通・通信費が14%。老後に向けこの辺りを切り詰めたい、などと考えている。

 ハロウィーンのきょうは「世界勤倹デー」でもある。勤勉で倹約に励めよという1世紀前からの古い生活訓だ。低成長で消費税率も10%になろうかという時代。到底「気楽な年金暮らし」とはいかない中高年の生活防衛策の一つだろう。

 今年のハロウィーン商戦の経済効果額は前年割れが見込まれる。東京・渋谷では先週末、集まった若者らが暴れ、評判を落とした。一方で地域や家族で静かに雰囲気を味わう楽しみ方も増えている。家計の10%の娯楽費は大切に使いたい。

 そもそも秋の収穫を祝い悪霊をはらう祈りの行事である。くりぬいたカボチャの中身も無駄にしないよう工夫を。