「野次を拍手に変えたい……」今季初出場のインテル元10番、今後の飛躍誓う

今季公式戦初出場を果たしたJ・マリオ photo/Getty Images

今季公式戦で初出場を果たしたインテルの元10番が、今後の飛躍を誓っている。

29日に行われたセリエA第10節で、ラツィオの本拠地へ乗り込んだインテル。エースであるマウロ・イカルディの2ゴールなどで3点を奪うと、DF陣も最後まできっちり守りきり、3-0で上位対決を制した。この結果、インテルはリーグ戦6連勝を飾り、2位まで順位を押し上げている。

2016年夏にインテルに加入し、昨季からチームの10番を背負うも、思うような出場機会を得られず、後半戦はウェストハムへレンタル移籍していたポルトガル代表MFジョアン・マリオ。ラツィオ戦でスターティングメンバーに名を連ね、今季初出場を果たすと、57分までプレイした。

インテルの選手として、1月5日(昨季第20節フィオレンティーナ戦)以来約10ヶ月ぶりにピッチへ立ったJ・マリオは、試合後に伊『sky』のインタビューで「僕はこの機会を得るために、毎日最高のトレーニングを積み、しっかり準備してきた。最も大切なことは、準備ができているかだからね。今日の試合で出番を得られて、僕はとても幸せだったよ」と語った。

さらに「僕はたくさん成長したと思う。苦しいときこそ人が本当に成長するときだからね。僕はそれらをたくさん経験してきた。ただ、人としても、選手としてももっと良くなろうと思っているよ。以前、ファンの野次を拍手に変えたいと言ってきた。ベンチ戻る際、ファンのみんなが拍手を贈ってくれたことが嬉しかったよ。みんなに感謝している」と述べている。

J・マリオは今後、スコアしでも出場機会を増やすことができるのか。ここからの巻き返しに期待したい。

© 株式会社FACTORIES