冬に備え除雪車出陣式 昨冬の大雪教訓に

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 本格的な雪のシーズン到来を前に、石川県県央土木総合事務所は31日、金沢市内で除雪車の出陣式を行い、職員と除雪業者が昨冬の記録的な大雪を教訓に連携を強化し、円滑な交通確保に励むことを誓った。県は今年から3日先の気象情報を民間会社から入手し、早い段階で除雪車の出動態勢を整える。北陸、近畿両地方整備局も同日、大雪による北陸自動車道の通行止めを想定して初めて合同訓練を実施した。

 金沢市木越町の石川県東部車両基地で行われた出陣式では、今年更新された凍結防止剤散布車や除雪トラックなど12台が県から5業者に引き渡された。

 鈴木穣所長が「関係機関と連携し、迅速な除雪作業を実施する」とあいさつ。北川ヒューテック(金沢市)の清原克彦主幹が「昼夜を問わず、迅速な除雪を誓う」と宣誓し、業者は一斉に除雪車に乗り込み、各社の保管場所へ出発した。

 県は11月1日に道路除雪対策本部、県内5土木総合事務所と4土木事務所に除雪実施部を設置する。県央土木総合事務所は来年3月31日まで、管内の金沢市内35路線212キロで除雪に当たる。緊急時は38業者が最大357台の除雪車を出動させる。31日は県庁舎で除雪対策本部の看板が設置された。