神島高校に文科大臣賞 地産地消推進を評価

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 地元特産物の梅などを使った料理を開発している神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)が、2018年度「地産地消等優良活動表彰」の教育関係部門で、最優秀賞の文部科学大臣賞に選ばれた。11月3日、東京都で開かれる表彰式で活動内容を発表する。

 農林水産省と全国地産地消推進協議会が主催。全国各地の地産地消の取り組みや国産の農林水産物・食品の消費拡大を進めている団体や企業、個人を表彰している。

 本年度は全4部門に123件(教育関係部門は33件)の応募があり、文部科学大臣賞1点、農林水産大臣賞4点、農林水産省食料産業局長賞7点、全国地産地消推進協議会会長賞1点が選ばれた。

 神島高は、経営科学科3年生の課題研究「商品開発」の取り組みが評価された。12年度に始まった選択制の授業で、地元特産物を使った料理を開発し、高校生の料理コンテスト「ご当地!絶品うまいもん甲子園」で優勝するなどの実績を残している。

 「神島屋」として県内外のさまざまなイベントに出店、梅やきとりと梅あられを販売している。イベント販売は地元で地道に取り組んでおり、開催時には行列ができるほどの人気を博している。

 11月17日には田辺市新屋敷町の紀南文化会館2階にあるカフェで、初めての高校生レストラン「神島屋」を開く。商品開発の生徒が考案した梅などを使ったランチセット「紀州うめどり・うめたまご2種盛りパスタ」と「神島屋のとっておきライスバーガー」を販売する。生徒が調理し、接客する。

【「地産地消等優良活動表彰」の教育関係部門で、文部科学大臣賞を受賞した神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目で)】