辺野古で移設工事再開、反発必至

政府、年内土砂投入目指し

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米軍普天間飛行場の移設工事が再開し、フロートの再設置作業が始まった沖縄県名護市辺野古の沿岸部=1日午前8時57分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、政府は1日、辺野古沿岸部で埋め立てに向けた関連工事を再開した。年内に土砂投入し、埋め立てを本格化させる方針。県が反対する辺野古移設が約2カ月ぶりに動きだした。石井啓一国土交通相の決定で、10月31日に県の埋め立て承認撤回の効力が一時停止したことを受けた措置。

沖縄県名護市辺野古の沿岸部埋め立てに向け始まった浮き桟橋の再設置作業(奥)に海上から抗議する移設反対派=1日午前9時42分

 辺野古移設反対を掲げ9月の知事選で初当選した玉城デニー知事は1日、県庁で記者団に「首相との対話を求めていたにもかかわらず工事を再開されたことは極めて残念」と述べて反発。謝花喜一郎副知事も「沖縄県の思いに全然寄り添っていない」と批判した。

記者団の取材に応じる沖縄県の謝花喜一郎副知事=1日午前、沖縄県庁