神戸製鋼所「真岡発電所」の建設着々

 85メートル煙突が存在感

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真岡第5工業団地で建設が進む神戸製鋼所の「真岡発電所」=31日午後0時25分、真岡市鬼怒ケ丘1丁目、小型無人機から

 真岡市西部の真岡第5工業団地で、国内初の本格的な内陸型火力発電所となる神戸製鋼所の「真岡発電所」建設が、着々と進んでいる。好天に恵まれた31日、上空の小型無人機から見下ろすと、高さ85メートルの2本の煙突が、ひときわ大きな存在感を放っていた。

 2016年6月に本格着工し、建屋と煙突はほぼ完成した。現在、ボイラー設備や大規模な空気冷却式復水器などの整備が進められており、1号機は19年後半、2号機は20年前半の稼働を目指している。

 最新鋭の発電設備で、都市ガスを使い、国内最高レベルの効率で発電する。発電規模は約125万キロワット。猛暑となった今夏に記録した県内最大電力需要の4割に相当する。本県を含め、首都圏の電力の安定供給の一翼を担うことになる。

 電力事業部門の稲本勝也(いなもとかつや)部長(53)は「地域の方々のご理解やご協力をいただき、順調に進めてこられた。今後も環境、防災、安全に最大限配慮を払い、稼働を目指したい」と話した。