文氏、軍事衝突危険「完全除去」

日韓関係に言及せず

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1日、ソウルの国会で施政方針演説を行う韓国の文在寅大統領(共同)

 【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は1日、国会で来年度予算に関する施政方針演説を行った。9月の北朝鮮との軍事合意により「朝鮮半島で南北間の軍事的衝突の危険を完全に除去した」と強調した。南北と米国が「確固たる信頼の中で、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和を成し遂げるだろう」と楽観視した。

 文氏は演説で、10月30日の韓国人元徴用工訴訟の最高裁判決への評価や対応に触れず、日韓関係にも言及しなかった。判決には日本政府が強く反発し、韓国政府の対応が注目されている。文氏は日本に関しては、北朝鮮との首脳会談開催の道が開かれていると述べた。