カワサキモータースジャパンは11月1日、10月12日に発表された2019年型Ninja ZX-6Rの国内での発売日と価格を発表した。
ニンジャZX-6Rは、636cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載するカワサキのスーパースポーツモデルだ。2019年型ニンジャZX-6Rは、従来モデルと同等の出力やトルクを維持しながら欧州の排出ガス規制であるユーロ4に対応されている。
また、今回発表されたマシンスペックでは2019年型ニンジャZX-6Rの最大出力と最大トルクが公開に。最大出力は126馬力(93kW)/13,500rpmでラムエア加圧時は132馬力(97kW)/13,500rpmを発揮。最大トルクは70N・m(7.1kgf・m)/11,000rpmとなっている。
フロントカウルやテールカウルなどのデザインは、Ninjaシリーズの共通デザインに一新。装備の面では、従来モデルから装備されていたカワサキ・トラクション・コントロール(KTRC)やカワサキ・インテリジェント・アンチロック・ブレーキ・システム(KIBS)、パワーモード選択に加え、クラッチ操作不要でシフトアップが可能となるカワサキ・クイック・シフター(KQS)が新たに装備された。
国内で販売されるニンジャZX-6Rのカラーリングは、メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラックとスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するZX-10RRのレプリカカラーとなるKRT EDITION(ライムグリーン×エボニー)の2色。価格は両カラーリングともに132万8,400円(税込)で、発売は2018年12月1日を予定とのことだ。
【2019年型Ninja ZX-6R主要諸元】
型式 ZX636GKF
全長×全幅×全高 2,025mm×710mm×1,100mm
軸間距離 1,400mm
最低地上高 130mm
シート高 830mm
キャスター/トレール 23.5度/101mm
エンジン形式/弁方式 水冷4ストローク4気筒/DOHC4バルブ
総排気量 636cc
内径×行程 67.0×45.1mm
圧縮比 12.9:1
最高出力
93kW(126PS)/13,500rpm
ラムエア加圧時:97kW(132PS)/13,500rpm
最大トルク 70N・m(7.1kgf・m)/11,000rpm
始動方式 セルフスターター
点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 3.6L
燃料供給方式 フューエルインジェクション
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ
1速:2.846(37/13)
2速:2.200(33/15)
3速:1.850(37/20)
4速:1.600(32/20)
5速:1.421(27/19)
6速:1.300(26/20)
一次減速比/二次減速比 1.900(76/40)/2.867(43/15)
フレーム形式 ダイヤモンド
懸架方式
前:テレスコピック(倒立)
後:スイングアーム(ユニトラック)
タイヤサイズ
前:120/70 ZR17M/C(58W)
後:180/55 ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式
前:デュアルディスク 275mm(外径)
後:シングルディスク 186mm (外径)
ステアリングアングル(左/右) 27度/ 27度
車両重量 197kg
燃料タンク容量 17L
乗車定員 2名
燃料消費率(km/L)※1
26.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2
18.3km/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3
最小回転半径 3.4m
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なる。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率。
※3:WMTCモード値は、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類される。