大和市文化創造拠点シリウスの開館2周年を記念した企画「『宙(そら)』紡ぐ言の葉」が11月3日、やまと芸術文化ホールで開かれる。
小説「ツバキ文具店」で知られる作家・小川糸がオリジナル物語を創作し、“宙ガール”としても活躍するアーティストの篠原ともえが朗読、公募で集まった合唱団とコラボレーションする。
物語は、市民から寄せられた「星・宇宙」にまつわる言葉や思い出を参考に、小川が執筆した。
篠原は「いろいろな事があって見上げる宙は、地元の仲間のような存在。それに気付いてもらえるような、舞台になると思います」と語る。
同館の名前の由来となる恒星「シリウス」について篠原は、「場所によって輝き方が違う星で、見る場所と気持ちによって全く違って見えます」と思いをはせる。
篠原は「宙を見上げた時、この土地に生まれて良かったと思えるようなメッセージを伝えられる舞台にしたいです」と意気込んでいる。
午後3時開演。全席指定、一般1500円、学生千円(26歳未満)。問い合わせは同ホールチケットデスクTEL046(263)3806。