カーペンターズ、17年ぶりの”新作”アルバム発売。リチャードの9年ぶりとなるプロモ―ション来日も決定

カレン・カーペンターズの没後35年。
来年でデビュー50周年を迎えるカーペンターズと
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の奇跡の共演
17年ぶりの”新作”アルバム発売
リチャードの9年ぶりとなるプロモ―ション来日も決定

ロサンゼルス/ロンドン – 2018年11月1日(日本時間は2018年11月2日)発: カーペンターズに、まさに王族の待遇。A&M / Umeは12月7日に『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』を全世界でリリースする。時代を超越したヒット曲や誰もがお気に入りの名曲の数々を収録したこのアルバムは、カーペンターズのオリジナルのヴォーカルとインストゥルメンタル・トラックに、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオで録音された、リチャード・カーペンター指揮によるロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(以下 RPO)の演奏による新しいオーケストラ・サウンドが加えられている。デジタル、CD、180グラムの2LPレコード、UNIVERSAL MUSIC STORE限定のカラーLPの4形態での予約注文が可能。LPレコードのみ2019年2月8日にリリースされる。(LPは輸入盤のみ)

リチャードとカレン・カーペンターは、1970年に「遥かなる影」と「愛のプレリュード」にてチャートでの成功を達成して以来、不滅のメロディック・ポップの新しいスタンダードを確立した。1億枚以上のレコード売上を記録しているカーペンターズは、歴史の中で最も成功したアーティストの一つであり、長く続いたヒットのリストには、「雨の日と月曜日は」「トップ・オブ・ザ・ワールド」「イエスタデイ・ワンス・モア」「スーパースター」が含まれている。

エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ロイ・オービソン、そしてビーチ・ボーイズなどとのコラボレーションによるRPOの成功に続き、『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』は、レコーディングに初めて実際のアーティストがその過程で重要な役割を果たすことになる。リチャード・カーペンターは、アルバムのプロデューサー、アレンジャー、そして指揮者を務めている。

「結局はリチャードの音楽であり、最初から関わっていた本人がそこにいた、ということが特別なことなのだ」と、ロイヤル・フィルハーモニーのオーケストラ・マネージャー、イアン・マクレーは言う。「普通と違って、誰かによる解釈ではないんだ」。

リチャードの天与の才であるプロダクション、二人のハーモニー、そしてカレンの不朽のヴォーカルが融合することで、カーペンターズは長く愛され、不変の人気を誇っている。

2016年、カーペンターズの名前は再び英国のアルバム・チャートに戻ってきて、コンピレーション・アルバム『The Nation's Favorite Carpenters Songs』は最高2位を記録。2017年にはベストセラーとなった12 LPボックス『Carpenters Vinyl Collection』が発売。また、2018年9月にはカーペンターズの1977年の世界的ヒット「星空に愛を(コーリング・オキュパンツ)」が、600万人近くが観たテレビ・ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』の新シーズンの挿入歌となっている。

本日(12月7日)より『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』のデジタル・アルバムのプレ・オーダーが開始となり、「イエスタデイ・ワンス・モア」と「メリー・クリスマス・ダーリン」の2曲の先行ストリーミング、及びiTunesで予約すると先行ダウンロードすることが可能となっている。また、11月16日からは、「涙の乗車券」が追加でダウンロード可能となる。

『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』のiTunesでのプレ・オーダーは下記URLより。
https://itunes.apple.com/jp/album/1440644787?app=itunes&at=1000lNKS

また『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』のトレーラー映像は下記URLよりご覧いただける
https://ume.lnk.to/CarpentersOrchestralTrailerPR

2018年8月13日~16日、リチャード・カーペンターとロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)は、ビートルズ、ピンク・フロイドなどの伝説のアーティストたちが世界で最も愛された音楽を制作した歴史的なスタジオ、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオのスタジオ2に集まった。

リチャードとRPOは、カレンのヴォーカルとドラムス、リチャードのキーボードとヴォーカル、ボブ・メッセンジャーの木管楽器、トニー・ペルソのギターを含む、カーペンターズのコア・バンドのオリジナル・レコーディングを補完する新しいアレンジを録音した。

カーペンターズのオリジナル・レコーディングには、ベースのジョー・オズボーン、ドラムスのハル・ブレイン、トランペットのチャック・フィンドレイ、オーボエのアール・ダムラー、ハーモニカのトミー・モーガン、ペダル・スチールのバディ・エモンズ、サックスにはトム・スコットとダグ・ストローンという大物ミュージシャンたちが参加している。

彼らの曲をもう一度、あるいは初めて聴こうとする人も多いだろう。『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』をデュオの15番目のスタジオ・アルバムと考えるファンもいるかも知れない。新作がフル・アルバムとして発表されたのは、2001年の『レインボウ・コネクション~アズ・タイム・ゴーズ・バイ』以来、初めてのことだ。

このプロジェクトにより、リチャード・カーペンターは自身の曲を大きな舞台に上げる機会を得た。オリジナルの「遥かなる影」を“すべてが完璧な楽曲”とする一方で、アレンジャーとして、70人を超える演奏者を擁するオーケストラという武器を手にした時の誘惑に抵抗することはできなかった。

「〈遥かなる影〉は、まばらなストリング・アレンジなんだ」と、リチャード・カーペンターは言う。本当はもっと豊かなサウンドにするために演奏者を集めたかったが、当時はその予算はなかったのだ。「第2節と第3節では10台のヴァイオリンしかないので、音が薄く聴こえる。今回はそれを4倍にしたんだ。気がつく人はすぐに気づくだろうね。旋律は同じでも、演奏者の数が多いので、より深い音になっているはずだよ」。

他にも「愛のプレリュード」や「メリー・クリスマス・ダーリン」などのカーペンターズの名曲も同じように適切なオーケストレーションが施された。

「これまで、何度となく、私は“もう一度この曲をやり直すことができたらいいのに”と思うことがあった」と、リチャード・カーペンターは言う。「さらに、細かいところをやりすぎることなく、修正をする機会ができたことが大事だ」。

カーペンターズの主要なシングル曲は、『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』でも聴くことができる。アン・マレーやジョージ・ベンソンによるヒットでも有名な「想い出にさよなら」や「マスカレード」も、カーペンターズによるオリジナルがアルバムに収録される。「これらのリフレッシュされた楽曲によって、改めてカレンの瑞々しいヴォーカルの魅力を感じることができる」と、リチャードは言う。「それこそが、このプロジェクトを進める一番の理由でしただったんだ」。

リチャード・カーペンターは、ニュー・アルバムの発売に合わせて、12月上旬にプロモーションで日本を訪れることも決定した。また、今回のアルバムの日本盤ボーナス・トラックとして「プリーズ・ミスター・ポストマン」が追加収録される。日本盤の初回生産分にはリチャード・カーペンターの直筆サインが抽選で10名のラッキーなファンに当たるスペシャル・キャンペーンの応募券の封入も決定。リチャード・カーペンターが日本を訪れるのは、カーペンターズの結成40周年を記念して、2009年に日本でのみ発売された、日本のファンが選曲したCD2枚組のベスト・アルバム『カーペンターズ40/40~ベスト・セレクション』のプロモーション来日以来、実に9年ぶりになる。

これまでに聴いたことのないカーペンターズのサウンドが、『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』に収められている。

https://www.facebook.com/Thecarpenters/
https://www.instagram.com/richardcarpenterofficial

■商品情報

カーペンターズ『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』
Carpenters “Carpenters With The Royal Philharmonic Orchestra”

CD品番: UICY-15801  価格: 2,500円(税抜価格)+税
発売日: 2018年12月7日(金) 全世界同時発売
日本盤のみSHM-CD仕様

日本盤CD予約 

iTunes予約

1. オーヴァーチュア OVERTURE
2. イエスタデイ・ワンス・モア YESTERDAY ONCE MORE
3. ハーティング・イーチ・アザー HURTING EACH OTHER
4. 青春の輝き I NEED TO BE IN LOVE
5. ふたりの誓い FOR ALL WE KNOW
6. タッチ・ミー TOUCH ME WHEN WE’RE DANCING
7. アイ・ビリーヴ・ユー I BELIEVE YOU
8. 想い出にさよなら I JUST FALL IN LOVE AGAIN
9. メリー・クリスマス・ダーリン MERRY CHRISTMAS, DARLING
10. ベイビー・イッツ・ユー BABY IT’S YOU
11. 遙かなる影 (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
12. スーパースター SUPERSTAR
13. 雨の日と月曜日は RAINY DAYS AND MONDAYS
14. マスカレード THIS MASQUERADE
15. 涙の乗車券 TICKET TO RIDE
16. 愛にさよならを GOODBYE TO LOVE
17. トップ・オブ・ザ・ワールド TOP OF THE WORLD
18. 愛のプレリュード WE’VE ONLY JUST BEGUN
19. 日本盤ボーナス・トラック: プリーズ・ミスター・ポストマン PLEASE MR. POSTMAN

■数字でみるカーペンターズ:

―1969年にA&Mレコーズと契約して以来、カーペンターズは全世界で1億枚以上のレコードを売り上げている。

―カーペンターズは70年代の最も売れているアメリカン・アーティスト。

―ベスト・アルバム『シングルス1969~1973』は、ビルボード誌のポップ・アルバムのチャートで第1位を獲得した。アメリカだけでも7回のプラチナ・セールス(700万枚達成)を記録している。イギリスでは、アルバムは17週間(連続ではない)第1位を獲得した。

―カーペンターズは12のグラミー・ノミネーションを受け、そのうち3回受賞しており、「遥かなる影」と「愛のプレリュード」の2曲はグラミーの殿堂入りも果たしている。

―カーペンターズは日本において、マライア・キャリー、ザ・ビートルズに続いて最も多く売れた外国アーティストの第3位になっている。1995年に日本でのみリリースされたベスト・アルバム『青春の輝き~ベスト・オブ・カーペンターズ』は、日本国内だけで300万枚を超える売上げを記録。これは日本で最も売れた洋楽ベストアルバムとなっている。

■ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団について

1946年、トーマス・ビーチャム卿は、イギリス屈指のミュージシャンを集めたアンサンブルを結成しようと試みた。ビーチャムの構想は、世界各地で聴衆に最高の音楽を提供するオーケストラであり、今日まで、ビーチャムの遺産は、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団として残っている。長年にわたり、RPOは、コンサート・ホールでの伝統的なプログラムから古典的で壮大なイヴェント、アリーナでのクロスオーヴァー・コンサートまで、幅広い活動を展開し、優れたクォリティと多様性を重視している。オーケストラはロンドンを拠点とし、ロイヤル・アルバート・ホール、カドガン・ホール、サウスバンク・センターのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで定期的に演奏するほか、英国内のコンサート、海外ツアー、CD、映画、テレビ用収録、コミュニティや教育関係など多岐に渡る活動を行っている。詳細については、www.rpo.co.ukを参照。

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