光で照らす世界遺産の棚田、長崎

平戸の「春日集落」

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イベント「春日の祈り」が始まり、LEDで照らされた「春日集落」の棚田=1日夕、長崎県平戸市

 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する長崎県平戸市の「春日集落」で1日、5千個の発光ダイオード(LED)で棚田を照らすイベント「春日の祈り」が始まった。夕闇の中、ピンクや青色の光で縁取られた田んぼが浮かび上がり、訪れた人たちが幻想的な雰囲気に酔いしれた。30日まで。

 世界遺産登録を機に観光客らにPRしようと、平戸市などが初開催。設置個数は、江戸幕府によるキリスト教禁教前の1500年代に平戸で活動した宣教師が手紙に記した信徒数にちなんだ。

 夫婦で訪れた長崎市の大野孝之さんは「見たことのないきれいな風景」と、写真を撮っていた。