今季欧州で注目を集める「U-21」プレーヤー、TOP10

『Guardian』は1日、「今季欧州で注目を集めている21歳以下の選手10名」という記事を掲載した。

今季スタートして3ヶ月が経過し、多くのクラブでレギュラーが固まってきている。その中にはもちろん注目の若手の姿も…。

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ここまでの試合で多くのスカウトやファンの目を引く活躍を見せてきた21歳以下の選手たちとは?

10位:リシャルリソン(エヴァートンFW・21歳)

エヴァートンがワトフォードから彼を4000万ポンドという高値で獲得した時には疑問の声も上がったが、このブラジル人はその価値を証明している。

最初の2試合で3ゴールを決め、インパクトを与えた。最初の3ヶ月は成功だと言えるものになっている。

評価:7.27

9位:ジェイドン・サンチョ(ドルトムントFW・18歳)

ブンデスリーガではまだ常にスタメンというわけではないので9位になっているが、その状況はすぐに変わっていくだろう。

ヘルタ・ベルリン戦では2ゴールを決めており、さらに6つのアシストを記録している。攻撃の中心的な存在になり得る。

評価:7.27

8位:ジェームズ・マディソン(レスターMF・21歳)

レスター・シティの今季の10試合ですべてスタメン出場。今夏加入したマディソンはすでにチームの重要な存在になっており、2ゴール3アシストを記録してきた。

いくつかのポジションでプレーできる応用性があり、そしてセットプレーを奪える。彼よりもファウルを受けた選手は、クリスタル・パレスのウィルフリード・ザハだけだ。

評価:7.27

7位:ノルディ・ムキエレ(RBライプツィヒDF・20歳)

モンペリエから夏にRBライプツィヒへとやってきた多才なディフェンダーは、クラブの貴重な資産であることを証明している。

サイドバックで起用されることが多いが、センターバックでも同じようにプレーが可能だ。また攻撃でも活躍でき、7回のリーグ出場で14回のドリブルを成功させている。

評価:7.31

6位:アーロン・ワン=ビサカ(クリスタル・パレスDF・20歳)

昨季の終盤には「もしかしたら来季は…」と思わせるだけの才能を垣間見せた。それは正しかったし、今季は右サイドバックのポジションを手にした。

先週のアーセナル戦では6回のタックル、4回のインターセプト、5回のドリブルを成功させ、最も目立つ存在だった。

評価:7.40

5位:リース・ネルソン(ホッフェンハイムFW・18歳)

アーセナルのサポーターは、ブンデスリーガに貸し出されたネルソンの成長に目を向けるべきだ。途中出場ばかりの状況で、255分しかプレーしていないにもかかわらず、もう4得点だ。

ユリアン・ナーゲルスマンにとってはスーパーサブとして信頼できる存在であり、パス成功率も88.8%と安定している。

評価:7.43

4位:ダナクセル・ザガドゥ(ドルトムントDF・19歳)

昨年の夏にパリ・サンジェルマンの下部組織からボルシア・ドルトムントに加入したザガドゥは、今季ルシアン・ファブレ監督の下でブンデスリーガ5試合に起用されている。

カップ戦、チャンピオンズリーグも含めれば5回のクリーンシートに貢献しており、さらにパス成功率も87.5%と高く、最終ラインから安定してボールを出せることを証明している。

評価:7.43

3位:イブラヒム・サンガレ(トゥールーズMF・20歳)

サンガレは昨季トゥールーズの後半戦で印象的なプレーをし、中盤の重要な存在になっている。

今季は負傷をしてしまったが、彼がいない時にトゥールーズは3-0、4-0で敗れている。彼の高い身体能力を生かした攻守への貢献は、1月のマーケットで多くのクラブから注目されるだろう。

評価:7.44

2位:アシュラフ・ハーキミ(ドルトムントDF・19歳)

レアル・マドリーから今夏ローンでドルトムントに移籍したハーキミは、あまりにもいい選択をしたとしか言いようがない。

序盤はベンチに座っていたが、ニュルンベルク戦でデビューを果たすといきなり7-0の勝利を経験。両サイドバックをこなせる応用力も武器に、今や欠かせない選手になった。

評価:7.56

1位:キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマンFW・19歳)

先週末のマルセイユ戦では遅刻のためにベンチスタートとなったが、結局途中出場からゴールを決めて勝利に貢献した。ワールドカップでも活躍した神童は、まさにスペシャルな存在だ。

あのゴールがなければ、パリ・サンジェルマンの開幕10連勝はなかった。チャンピオンズリーグでも2ゴールを決めており、もはや21歳以下の枠に留まるような選手ではない。

評価:8.27

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