神奈川県の厚木、海老名両市出身のメンバーでつくる人気音楽グループ「いきものがかり」が結成記念日の3日、「集牧宣言」と称して1年10カ月ぶりに活動を再開する。
リーダーでギターの水野良樹さん(35)、ボーカルの吉岡聖恵さん(34)、ギターの山下穂尊さん(36)は連名で「3人の音楽や活動を、みなさんに楽しんでもらえるよう、気持ちを新たに、日々に向き合っていきます」とのコメントを出した。
いきものがかりは、2017年1月5日に「放牧宣言」と称して活動を休止。個々の活動に力を入れていた。3人でリスタートする思いを伝えたいと2日、FMラジオ局「J-WAVE」の特別番組「AVALON~事件です!いきものがかり集牧宣言~」(午後8時から)に生出演。肉声でファンに報告をする。
19年には会員向けの全国ツアーを4月15日の名古屋市を皮切りにスタート。5月3日には吉岡さんの地元、厚木市文化会館(厚木市恩名)でライブを行う。
◆いきものがかり「集牧宣言」全文
「集牧宣言」
お久しぶりです。いきものがかりです。
約2年間に及ぶ放牧期間。気にかけて下さったみなさん。待っていて下さったみなさん。メンバーそれぞれの活動を、暖かく見守って下さったみなさん。全ての方々に感謝します。
この2年間、3人それぞれに多くの気付きと出会いに恵まれました。そして何より、これまでとこれからについて、3人だけで言葉を交わす時間をたくさん取ることができました。
もっとこの3人でいきものがかりを楽しみたい。そして、その楽しさを僕ら以外の、たくさんの人たちにも面白がってもらいたい。
ちょっとお調子者が過ぎるかもしれませんが、いまは素直に、そんな風に思っています。
この3人の音楽や活動が、少しでもみなさんに楽しんでいただけるものになるように、また気持ちを新たに、日々に向き合っていきます。
ということで、集牧! これからも、よろしくお願いします! また笑顔で会いましょう。
ありがとう。
いきものがかり
水野良樹 吉岡聖恵 山下穂尊