高さ3メートル「自由の女神像」編み物でデコる 宮崎で京の企業

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北村西望氏が制作した「自由の女神像」(宮崎県・ハマナカホビール工場)

 国内最大手の手芸用品メーカーのハマナカ(京都市右京区)は、宮崎県新富町の紡績工場に立つ銅像を編み物でデコレーションするイベントを7、8日に実施する。創業者・濱中利基男氏(1917~92年)の生誕100周年を記念した催しで、大勢の参加者が協力して巨大な手芸作品を作り上げる。

 銅像を編み物でデコレーションする「ヤーンボミング」で、デコレーションする銅像は同社製品を製造するハマナカホビール工場敷地内にある「自由の女神」像。作者は長崎市の「平和祈念像」を作った著名な彫刻家北村西望で、その作品に心ひかれて親交を深めた濱中氏が制作を依頼した。高さ約3メートルを超える大作で工場のシンボルとなっている。

 11月上旬に実施する2泊3日の「あみだおれ合宿in宮崎」の期間中に、合宿参加者以外の一般にも参加を呼びかけて野外の広場で編んでもらう。銅像の権利管理者には許可を得ている。

 手芸糸は同社の「ハマナカボニー」を使用。手芸専門家の203gowさんの監修による完成予想図の配色の系統に合わせてカラフルにつなげていく。編み物で包み込んだ銅像は12月25日まで公開する。同社は「編み物でみんなで一つのものを作り出すことはあまりないが、気軽に訪れて交流しながら一体感を味わってほしい」と参加を呼びかけている。

 参加希望者は7日(午前9時半~午後5時)、8日(同~午後3時)に現地で受け付ける。編み針と敷物持参。参加無料。問い合わせは同社075(463)5155。