クラシック音楽界最高のアーティストであるピアニストのラン・ランをフィーチャーした「くるみ割り人形 組曲」ミュージック・ビデオが公開

11月21日に発売されるディズニー映画最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』のオリジナル・サウンドトラック盤に収録されている「くるみ割り人形 組曲」のミュージック・ビデオが10月30日に公開された。

「くるみ割り人形 組曲」は、1892年のチャイコフスキーによるバレエの名作をモチーフに、ハリウッド映画音楽作曲家のジェームズ・ニュートン・ハワードが作曲した作品で、ピアノ界のスーパースターであるラン・ランと、世界を熱狂させる天才指揮者グスターボ・ドゥダメル率いるロンドンのフィルハーモニア管弦楽団が演奏したもの。

今回公開されたミュージック・ビデオには、ピアニストのラン・ランの演奏シーンと、アメリカの名門バレエ団「アメリカン・バレエ・シアター」のプリンシパルとして活躍するミスティ・コープランド、ヒップホップダンサー/俳優のリル・バックのパフォーマンスがフィーチャーされた美しくも印象的な映像となっている。映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の壮大な世界観と一流アーティストによるパフォーマンスが絶妙にマッチした贅沢すぎる内容から目が離せない。

ピアニストのラン・ランは、全世界で40 億人の人々が見守った2008 年北京オリンピックの開会式、ロンドンのロイヤル・アルバートホールにおけるBBC プロムスのラストナイトなどで演奏し、日本でも高い人気を誇る。
また、指揮者のグスターボ・ドゥダメルは、ロサンゼルス・フィルを振った2003年ライヴ録音のバレエ『くるみ割り人形』の最新盤が11月30日に発売される予定だ。

■YouTube:ラン・ラン 「くるみ割り人形 組曲」 ~『くるみ割り人形と秘密の王国』オリジナル・サウンドトラック

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』について
<STORY>
『美女と野獣』のディズニーが、不朽の名作「くるみ割り人形」を超一流スタッフ&キャストで映画化した、究極のプレミアム・ファンタジー開幕!愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララが迷い込んだのは、4つの国から成る<秘密の王国>だった。クララは、プリンセスと呼ばれ戸惑いながらも、危機に瀕した王国を守るための戦いに巻き込まれていく。それは、母が残したメッセージを探す壮大な冒険の始まりだった―果たして、クララが見つける<真実>とは・・・?

監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 指揮:グスターボ・ドゥダメル 
出演:キーラ・ナイトレイ、マッケンジー・フォイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン
原題:The nutcracker and the four realms   全米公開:2018年11月2日 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

『くるみ割り人形と秘密の王国』
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
11月30日(金)全国ロードショー
© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
映画公式サイト Disney.jp/kurumiwari

■CDリリース情報
『くるみ割り人形と秘密の王国 オリジナル・サウンドトラック』
2018年11月21日発売/CD:UWCD-1005 定価¥2,500+税
https://store.universal-music.co.jp/product/uwcd1005/
https://itunes.apple.com/jp/album/nutcracker-four-realms-original-motion-picture-soundtrack/1439142007?at=10l3LI

[収録曲]

1. The Nutcracker And The Four Realms / くるみ割り人形と秘密の王国
2. Presents From Mother / 母からの贈り物
3. Drosselmeyer / ドロッセルマイヤーおじ様
4. Clara’s New World / 不思議な世界へ
5. Mouserinks / マウスリンクス
6. Just a Few Questions / 通行の手続き
7. Sugar Plum And Clara / シュガー・プラムとクララ
8. The Fourth Realm / 第4の国
9. The Polichinelles / 愉快なポリシネル
10. Clara Finds The Key / 鍵を見つけた!
11. The Waterfall / 流れ落ちる水
12. The Bridge Fight / 跳ね橋の戦い
13. Clockwork Mice / ぜんまい仕掛けのネズミ
14. The Machine Room Fight / エンジンの部屋での決戦
15. Queen Clara / 女王クララ
16. The Nutcracker Suite / くるみ割り人形 組曲
– performed by Lang Lang
17. Fall On Me / フォール・オン・ミー(英語バージョン)
– performed by Andrea Bocelli featuring Matteo Bocelli

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
指揮:グスターボ・ドゥダメル
ピアノ・ソロ・フィーチャー:ラン・ラン

■ラン・ラン プロフィール

(C)Gregor Hohenberg

感情豊かなピアノによって、何百万という人びとをインスパイアしてきた。それは、こじんまりした会場でのリサイタルでも、大舞台でも変わらない。
2014FIFA ワールドカップ決勝を祝してリオデジャネイロで行われたプラシド・ドミンゴとのコンサート、第56 回および第57 回に連続出演してメタリカ、ファレル・ウィリアムスと共演したグラミー賞授賞式、全世界で40 億人の人々が彼の演奏を見守った2008 年北京オリンピックの開会式、ロンドンのロイヤル・アルバートホールにおけるBBC プロムスのラストナイトなど、その派手なステージは枚挙に暇がない。シャルル・デュトワが指揮するフィラデルフィア管弦楽団と共演したリスト生誕200 年を祝うコンサートの模様は、全米で300 館、ヨーロッパ各地で200 以上の映画館に生中継された(クラシックのソリストとしては初めて)。長年にわたって共演している世界的なアーティストは、ダニエル・バレンボイム、グスターボ・ドゥダメル、サー・サイモン・ラトルといった指揮者から、ダブステップダンサーのNONSTOP ことマーキューズ・スコット、甘い歌声の帝王フリオ・イグレシアス、ジャズの巨人ハービー・ハンコックなどクラシック音楽以外の世界にも及ぶ。
クラシック音楽を誰よりも多くの人に届けるために多くの企業とのつながりも持っている。そして、ラン・ランは、中国の音楽を西洋の聴衆に、西洋音楽を中国の聴衆に積極的に紹介して、文化の懸け橋ともなっている。

■グスターボ・ドゥダメル プロフィール

(C)Richard Reinsdorf

ダイナミックかつ情熱的な指揮ぶりで全世界を魅了するグスターボ・ドゥダメルは1981年ベネズエラのバルキシメトに生まれ、エル・システマの音楽教育を受ける。12歳で指揮を始め、15歳でベネズエラのアマデウス室内管弦楽団の音楽監督、18歳でシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの音楽監督に就任。2003年、ベルリンやザルツブルクでラトルのアシスタントを務め、また、アバドからマーラー室内管に招かれる。2004年、第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールに優勝、さらなる国際的な活躍が始まった。
2005年ドイツ・グラモフォンと契約、ロス・フィルを振って全米デビュー。2006年ミラノ・スカラ座デビュー。2007年ルツェルン音楽祭でウィーン・フィルを振る。2008年ヴァルトビューネでベルリン・フィルを指揮。2009年頃までに欧米のトップ・オーケストラの多くに客演を果たす。エーテボリ交響楽団首席指揮者(2007~12年)、2009年よりロサンゼルス・フィルハーモニック音楽監督。
2009年『タイム』(米No.1一般誌)の『最も影響力のある世界の100人』に選出。『グラモフォン』誌(世界No.1クラシック雑誌)2011年、年間最優秀アーティストに選出。2011年度グラミー賞、最優秀オーケストラ・アルバムを受賞。(ロス・フィルとのブラームス交響曲第4番。ダウンロードのみ)、2015年ジョン・ウィリアムズの指名により、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオープニング曲とエンディング曲を指揮。2017年ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを指揮。

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