平成13(2001)年の主な出来事

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 新世紀最初の年は、世界的に衝撃の連続だった。現代の混沌と危機をあらわにした米中枢同時テロ事件。「改革断行」を掲げる小泉首相が国民の圧倒的支持を集める一方、不況脱却への道はいまだ見いだせていない。
 長崎県内でも、経済情勢の悪化が一層、影を落とした1年。テーマパークの先駆けだった長崎オランダ村が閉園。九州最後のヤマだった池島炭鉱も閉山。国営諫早湾干拓事業も見直しを迫られた。米中枢同時テロの余波で基地の町佐世保に緊張が走り、自衛隊が初めて“戦時下”で海外派遣された。諫早市で発生した痛ましい女児殺害事件は、子どもの安全を足下から問い直した。高校生や社会人スポーツの全国レベルでの活躍は県民を沸かせた。