田中修司さん8種、10匹

 10月20日、那覇一文字を会場にSWFC実釣会が開催された。シマノの新製品のロッドを使って30センチ以上の魚5匹までの総重量を競うもの。那覇一文字の通称「真ん中」に渡ったメンバーは、番号順に思い思いのポイントで釣りをした。

 この日の那覇一文字はベラなどの小物のアタリが多く、30センチ以上の魚がなかなか釣れず苦戦したが、宮城政広さんが白灯近くでイラブチャー3匹を釣り優勝。2位の島克徳さんは真ん中ポイント近くで竿(さお)を出し、イラブチャー2匹を釣り2位。最年少の渡嘉敷みなと君はお父さんと共に白灯近くで竿を出し、イラブチャー2匹を釣って3位入賞を果たした。

▽1位 宮城政広 3匹 2・36キロ

▽2位 島克徳  2匹 1・71キロ

▽3位 渡嘉敷みなと 2匹 1・68キロ

 今回はスペシャルゲストとして田中修司さんも参加して大会を盛り上げた。大分県米水津をホームグラウンドに全国を飛び回り、シマノジャパンカップ磯釣り選手権2度優勝の実力者で県内にもファンが多い。

 他の参加者が苦戦している中、田中さんは開始早々40センチ前後のガーラを釣り、すぐに同サイズのタマンを釣り上げて、周囲を驚かせた。その後も勢いは止まらず50センチ前後のウムナガー2匹のほか、クチナジやアーガイなどをコンスタントに釣り、8種・10匹以上を釣り上げ、参加者たちを驚かせた。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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