旧ソ抑留での死亡者20人新特定

厚労省、シベリア地域など

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1946年12月、シベリアからの帰還第1船「大久丸」の甲板にたたずみ、上陸を待ちわびる復員兵ら=京都・舞鶴港

 厚生労働省は2日、終戦後に旧ソ連に抑留され、シベリア地域と千島列島北部のパラムシル島(幌筵島)で死亡した20人の身元を新たに特定し、漢字氏名や出身地をホームページで公表した。

 ロシア政府から提供を受けた名簿などと日本側の資料を照らし合わせて確認した。出身地は16都道府県にわたる。自治体を通じて遺族に連絡し、関係資料を提供する。

 厚労省は、シベリア・モンゴル地域での死亡者を約5万5千人と推計しているが、中国や現在の北朝鮮など他地域での死亡数の全容は分かっていない。今回の公表分も含め、個人を特定できたのはシベリア・モンゴル地域が4万164人となった。