稲むらの火継承を宣言し閉幕 「津波の日」高校生サミット

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 世界の高校生が防災について話し合う「世界津波の日 高校生サミット」は1日、高校生議長による「災害から命を守るためにすべきことを、それぞれの国で一人一人が実践していく」との大会宣言を採択し、閉幕した。

 和歌山県や県教育委員会など主催。和歌山県では初めての開催となった同サミットには2日間で国内から49校134人、海外47カ国から244人の高校生が参加。全て英語で進行した。

 和歌山市のビッグホエールであった閉会式では、高校生が「災害について知識を得る」「災害に備え意識を高める」「災害から生き抜く」のテーマで話し合った分科会の報告があり、12班の代表者2人ずつが登壇した。

 大会宣言となる「稲むらの火継承宣言」は、高校生議長の串本古座高校2年、伊森安美さんと日高高校3年の中井充歩さんが発表。分科会での各班の意見をまとめ、防災を教科課程に盛り込むことやユニバーサルデザインの避難標識を設置することなどの必要性を述べた。

【分科会でまとめた意見を舞台で発表する高校生(1日、和歌山市で)】