スルガ銀、日銀制度の活用検討

不正融資問題による預金流出で

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 スルガ銀行が不正融資問題による預金流出の加速などに備え、日銀の資金供給制度を活用する検討に入ったことが2日、分かった。現時点で資金繰りに窮する可能性は低いとみているが、危機対応に万全を期する必要があると判断した。

 信託の機能を使って住宅ローンの債権を担保とし、これを日銀に差し入れて2千億円程度を速やかに借りられるようにする方針だ。日銀が実際に資金供給するかどうかは経営の実態を踏まえて判断することになる。

 スルガ銀は2018年4~6月期に預金が約2千億円減少。貸倒引当金の増額などで業績悪化に拍車がかかれば、預金流出が加速する恐れがある。