領事ら川下り満喫 6カ国・地域 柳商学園が招待 柳川・白秋祭 [福岡県]

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柳川高(柳川市本城町)を運営する学校法人柳商学園は3日、福岡市に総領事館などがある米国、中国、フランス、タイ、ベトナム、台湾6カ国・地域の領事ら約20人を、白秋祭の水上パレードに招いた。領事らは柳川高の留学生と生徒計約20人と4隻のどんこ舟に分乗し、夜の川下りを楽しんだ。

白秋祭への招待は、NPO法人「ちっご未来塾」との共催。塾は筑後地区の若手経営者らが2007年に結成。地域の将来を考えようと教育、観光、環境などの分野で勉強会などに取り組んできた。塾生の多くが40、50代となり社業が多忙となったため近年は領事らを招いての国際交流事業のみを行っており、今回で11回目。

柳商学園は16年、タイ南部のナコンシータマラートに、現地の子どもを対象にした付属中学校を開校。昨年はアジアと欧州の計6カ国に海外事務所を開設した。少子化で学生確保が難しくなる中、これらの事務所を拠点に留学生を呼び込み、日本人学生の国際化も目指している。柳川高ではタイの23人を筆頭に6カ国・地域の計59人が学んでいる。

乗船前に柳川高であったレセプションで、領事らは茶道や書道を体験。柳商学園の古賀賢理事長は「当学園は国際化を進める『グローバル学園構想』を掲げており、地球規模で活躍するリーダーを育てたいと考えている」とあいさつした。

市の観光動態調査によると、外国人観光客は09年に1万603人だったが、17年は韓国、台湾を中心に過去最多の24万5359人と大幅に増えている。

=2018/11/04付 西日本新聞朝刊=