レスターオーナー追悼…相手の名物オーナーも最大限の敬意「永遠だ」

プレミアリーグ第11節、カーディフ対レスター戦がカーディフ・シティ・スタジアムで行われた。

試合前には先日事故死したレスターのオーナー、ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏ら5人の犠牲者へ黙祷が捧げられる場面も。

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また、この日のマッチデイプログラムでは、カーディフのオーナーであるヴィンセント・タン氏からの追悼メッセージも掲載された。

マレーシア人のタン氏はかつてカーディフのチームカラーを変更して物議を醸した人物。

ただ、ボスニア・ヘルツェゴビナのFKサラエヴォも所有する同氏は現地が大水害にあった際には、1000万円以上を寄付したこともある

そんなタン氏はヴィチャイ氏を友人としたうえで、「7日前、サッカー界は本当のパイオニアであり先見者だった人物を失った」としつつ、「そのレガシーは永遠に生き続ける」などと綴っていたようだ。

なお、試合は0-1でレスターが勝利。『BBC』によれば、GKカスパー・シュマイケルは感情的になりながらも、こう述べていたそう。

カスパー・シュマイケル(レスターGK)

「タフな試合だった。ピッチ上での戦いだけでなく、メンタルもね。

今はボロボロの人達も多いけれど、このチームとクラブを誇りに思う。

厳しかった。でも、誰もが彼の遺族のためにプレーしたかったし、勝ちたかった」

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