17年の「人身事故ワースト5交差点」

栃木県内最多は佐野新都市

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佐野市越名町と同市高萩町の境にある佐野新都市交差点=10月下旬

 交通事故を防止しようと、日本損害保険協会は3日までに、人身事故件数が多い交差点を都道府県別にワースト5まで紹介する2017年の「人身事故件数ワースト5交差点」を発表した。本県のワーストは佐野市越名町と同市高萩町の境にある国道50号の佐野新都市交差点で事故件数は7件。交通量が多い交差点で、特に車の追突事故が目立った。

 同協会は08年から毎年、「ワースト5」を発表している。事故件数や発生箇所などの集計には全国地方新聞社連合会や都道府県警が協力した。

 佐野新都市は、国道50号と市道が交わり、その上を市道の陸橋が走る立体交差点。佐野プレミアムアウトレットなどの大型商業施設のほか、東北自動車道の佐野藤岡インターチェンジが近くにあり、交通量は多い。事故件数7件のうち、6件が追突事故だった。

 ワースト2位は、4カ所の交差点が5件で並んだ。4カ所は新4号国道の五分一交差点(上三川町五分一)、新4号国道と市道の交差点(宇都宮市平出町)、御幸ケ原郵便局北東側の国道119号と市道の交差点(宇都宮市御幸ケ原町)、国道50号と県道の交差点(足利市久保田町)。

 宇都宮市平出町の交差点は08年の発表でワースト4位、御幸ケ原郵便局北東側の交差点は15年の発表でワースト3位だった。今回の「ワースト5」の交差点での事故は計27件で、追突事故が21件を占めた。脇見や運転中の考え事などが原因という。

 同協会はホームページで各交差点の特徴などを地図などを交えて紹介している。同協会北関東支部の斉藤健一郎(さいとうけんいちろう)事務局長(57)は「事故の多発している交差点を認識してもらい、より注意して通行してほしい」と話した。