原発避難者製作のカヌー披露

NPO、福島と秋田つなぐ

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秋田市に避難していた福島県民らが製作したカヌー(手前)に乗る吉田美和さんと長女美都ちゃん。右は中村昭三さん=4日、福島県楢葉町

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で秋田市に避難していた福島県民らが製作したカヌーが4日、福島県楢葉町の木戸ダム湖で行われた乗船会で披露され、周囲の紅葉が映える湖面をゆっくりと進んだ。

 カヌーは、愛好家でつくるNPO法人秋田パドラーズが2013年7月から約3カ月間、避難者の親子ら10人とともに製作。秋田杉を使った全長約4mで、秋田と福島の関係が今後もつながっていくよう「希望の架け橋号」と名付けた。

 秋晴れに恵まれたこの日、製作した避難者は参加できなかったが、楢葉町の呼びかけで集まった3歳から86歳までの33人が、希望の架け橋号を含む9艇に分乗した。