【平成の長崎】高校生一万人署名に1万7000人 平成13(2001)年

 核兵器廃絶と平和な世界の実現を目指し、若者たちの声を国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に届けようと、長崎県内の高校生が取り組んできた「高校生一万人署名」が2001年8月11日、目標を大きく上回る約1万7000人に達し、終了した。長崎市平野町の長崎原爆資料館で同日あった「まとめの集い」で、実行委メンバーは「全国や世界規模で見れば小さいけれど、被爆地長崎の高校生にとっては大きな成果」と充実感をにじませた。
(平成13年8月12日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

「まとめの集い」で署名簿を受け取る高校生平和大使の3人=長崎市平野町、長崎原爆資料館

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