室蘭で母と女性教職員のつどい、SNSどう教える?

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 第12回胆振・室蘭母と女性教職員のつどい(同連絡協議会主催)が3日、室蘭市東町の市中小企業センターで開かれた。児童生徒が会員制交流サイト(SNS)を使う理由と大人の対応方法について理解を深めた。

 室蘭市内の小中学校の教職員ら約20人が参加。講師に招いた北翔大学教育文化学部心理カウンセリング学科の飯田昭人准教授は「『子どもはSNSをどうとらえているか』~つながりという視点から考える~」と題して講演。この中で、児童・生徒にとってSNSは「人とのつながりを構築する必要な道具である」と指摘。実際にあったトラブル事例を紹介し、「SNSが絡む非行や子どもの被害は目に見えにくい。さらに一部の子どもたちにとっては、欠かせない居場所になっている」とトラブルの対応の難しさとSNSを使う理由を強調した。

 教職員をはじめとする大人が子どもに対応するときに必要な心構えとして「現実とSNSなどインターネット、それぞれの人間関係を尊重すること。対話を通して、子どもたちとつながりを構築し続けていく努力と覚悟が必要だ」と児童生徒と根気強く向き合う大切さを訴えていた。(池田勇人)

【写真=SNSを使う児童生徒への対応方法を学んだ母と女性教職員のつどい】