角膜移植提供者を顕彰 ライオンズク国際協会 諫早

 角膜移植提供者に対する顕彰祭が4日、諫早市堂崎町の西諫早団地第一公園にある顕彰碑の前であった。「光と愛」と刻まれた碑に約200人が白菊を献花し、提供者338人へ感謝の思いを表した。
 ライオンズクラブ国際協会337-C地区2リジョン(長崎、諫早、島原、南島原、雲仙地区)の角膜提供者顕彰碑委員会(志岐好春委員長)主催。2012年に建立した顕彰碑には、既に刻まれた304人に加え、新たに34人が加わる。
 式では、諫早市の山中自動車代表取締役、山中健(たけし)さん(39)が遺族を代表してあいさつ。諫早東ライオンズクラブに所属し、昨年9月に角膜を提供した父の正春さんの人生を振り返り、「最期まで奉仕に尽くした父を心から尊敬している」と話した。

献花をする参列者=諫早市、西諫早団地第一公園

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