軟式野球 重工長崎、親和銀行 4強入り

 軟式野球の第22回西日本選手権第1、2日は3、4日、長崎市の県営ビッグNスタジアムなどで行われ、親和銀行と三菱重工長崎の県勢2チームが準決勝に進んだ。
 各地区予選を勝ち抜いた23チーム、前年度優勝チーム、開催地枠2チームの計26チームがエントリー。県勢は三菱重工長崎、親和銀行、南原クラブの3チームが出場した。
 2回戦から登場した三菱重工長崎は、初戦の岡山ガス戦でエース楠本が相手打線を完封。5-0で好発進すると、準々決勝は山口宰、岩見の継投で戸高鉱業社(大分)を3-1で退けた。
 親和銀行も初戦の2回戦で秋山工業倶楽部(愛媛)を7-1で破ると、準々決勝の養和会(鳥取)戦も6-2で快勝。2試合計6本の長打を放つなど、打線が気を吐いた。南原クラブは1回戦でハカタ貨物(高知)に0-2で敗れた。
 最終日は5日、諫早市第1野球場と県営ビッグNスタジアムの2会場で準決勝、決勝を実施する。

【2回戦、三菱重工長崎-岡山ガス】完封した三菱重工長崎のエース楠本=長崎市総合運動公園かきどまり野球場
【2回戦、親和銀行-秋山工業倶楽部】8回表親和銀行1死二、三塁、岡部が右翼線に2点適時打を放つ=県営ビッグNスタジアム

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