KYB、改ざん調査を断念

証拠なく、装置取り外しへ

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 KYBが、検査データを改ざんしたかどうか分からないとしていた免震・制振装置のうち、一部で不正の有無を判定する書類上の調査を断念したことが5日、分かった。不正を裏付ける証拠が残っていないため、調査は不可能と判断し、交換を前提に装置の取り外しを急ぐ。こうした方針を静岡市の消防庁舎や鳥取市の病院に伝えた。

 KYBは、改ざんが確認できた装置は409件の建物に、改ざんの有無が不明の装置は571件の建物に取り付けたと説明している。不明のうち、証拠が残っていない装置は改ざんされたとみなして「不適合品」に分類する。