交番襲撃、元自衛官を鑑定留置へ

富山地検、責任能力の有無調べる

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襲撃された富山中央署奥田交番=6月26日、富山市

 富山市の交番で6月、警察官が刺殺され、奪われた拳銃で警備員が射殺された事件で、警察官に対する強盗殺人容疑などで逮捕された富山県立山町の元自衛官島津慧大容疑者(22)の精神状態を調べるため、富山地検が週内にも裁判所に鑑定留置を請求する方針を決めたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、同容疑者はこれまでに「拳銃を奪う目的で警察官を殺害した」「警察官と見間違えて警備員を撃った」などと供述。今後は事件当時の精神状態が焦点となる見通しで、富山地検は刑事責任能力の有無や程度を慎重に調べた上で、起訴の可否を判断する。