「北海道ふっこう割」まとめ。対象期間や地域、利用法は?まだ間に合うの?

ふっこう割が一時期話題になったものの、どんなものかよくわからないと思った方もいるかと思います。そこで、「北海道ふっこう割」とはなんなのか、補助はどんな風に使われて割引になるのかを調べてみました。

北海道ふっこう割とは?

今年の9月に北海道胆振東部地震が起こりましたが、札幌をはじめとした北海道の観光地はどこも問題なく観光できます。風評被害を無くして観光客を呼び込むために、観光庁が北海道と連携を取る北海道観光振興機構に予備費153億円を交付しました。これが補助金として旅行業者や宿泊事業者に割り振られ、旅行者が割引価格で旅を楽しめるというものです。

対象となるのが、北海道全域の1泊以上の宿泊商品か旅行商品(交通含む)です。日本人は3泊までが対象で、1泊あたり5~7割、上限2万円の補助が出ます。この7割に当たるのが、道内周遊旅行で複数個所に泊まる場合です。割引対象期間は2019年2月28日まで。観光のためのものなので、日本人のビジネス客は対象外です。

注意したいのが、割引対象外の北海道旅行の商品もあることと、期間内であっても取扱額が予備費の上限に達したら販売終了になるということです。また、旅行会社各社の割引対象枠がなくなると終了となります。

北海道ふっこう割の利用の仕方

まずおすすめしたいのは、好きな旅行会社のホームページなどで割引対象の商品を探すことです。もしくは、北海道ふっこう割の公式サイト(https://genki-hokkaido.com/)で、お住まいの都道府県などで検索し、取り扱い旅行会社を検索することもできます。

補助金による割引の仕方は、各旅行会社さまざまです。各社設定が違うのですが、例えばH.I.S.では、宿泊が1都市か複数地域か、そして旅行代金がいくらなのかで補助金の額が変動します。1都市に1泊で費用が2万円以上なら1万円が割引、複数地域宿泊の場合3泊以上で費用が5万円以上なら3.5万円割引といった具合です。楽天トラベルは、旅行の人数とツアーの料金で補助金の額の設定が変わります。また、補助金が5割にも達していないケースもよく見られますので、5割引ルールは厳密ではないようです。

各社のホームページを見ると完売の文字も見えます。公式サイトには、第2弾として「飛行機やバスなどの料金と宿泊料金を含む旅行商品が最大35,000円割引!全国の旅行会社より順次発売されます。どうぞお楽しみに!」とあるので、まだ諦めるのは早いようです。こまめに情報をチェックしましょう。

参考

[観光庁]

[朝日新聞]

[北海道ふっこう割 公式サイト]

[H.I.S.]

[楽天トラベル]

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