【セリエA】監督業を続投する意向のヴェンゲル氏 ミランとレアルの上層部が接触

ヴェンゲルの新天地はどこに

22年間という途方もない期間アーセナルで監督を務めたアーセン・ヴェンゲル氏。監督続投の意向を示していたが、ここにきてACミランやレアル・マドリードといったビッグクラブの上層部がヴェンゲルにアプローチを仕掛けているようだ。

サー・アレックス・ファーガソン退任以降、ヨーロッパで最も長い期間同じチームを率いていたヴェンゲル氏は、昨シーズンにアーセナル指揮官の座から退くことを表明。現在は休養中で、来年1月から本格的に監督業を再開すると云われていた。就任先がどこのクラブになるか大きな話題となっていたが、10月下旬にミランのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏がヴェンゲルに接触。新監督就任に向けて交渉を行った可能性がある。ミランは現在ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が指揮を執っているものの、再びヨーロッパの頂点に立つためにヴェンゲルの経験が必要と考えているようだ。一方で新監督探しに躍起になっているのが、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇中のレアルだ。先日フレン・ロペテギ監督を解任したレアルは、同じ週にフロレンティーノ・ペレス会長がヴェンゲルと話し合いの場を設けた模様。具体的に交渉は進んでないとされているが、1試合でも早く新指揮官を据えたいレアルは急ピッチで条件面を突き詰めていくはずだ。

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