スズキ、電動車いすにもなる歩行補助車のコンセプトモデル「kupo」を公開

スズキ、電動車いすにもなる歩行補助車のコンセプトモデル「kupo」を公開

スズキは、電動車いす機能を備えた歩行補助車のコンセプトモデル「kupo」を公開した。

[◆歩行補助車から電動車いすへトランスフォーム!変形した様子を見る](

スズキ、電動車いすにもなる歩行補助車のコンセプトモデル「kupo」を公開

kupoは、歩行補助車と電動車いすそれぞれの形状に変形することで、それぞれの用途に合わせて使用することが可能となっている。歩いて使用する際は「プッシュモード」を選択することで歩行補助車の形状に変形し、手押し操作を電動アシストする。長距離の移動時には「ドライブモード」と呼ばれる電動車いす型に変形することで、使用者がkupoに乗車可能となる。

自宅から近くのスーパーマーケットまで「プッシュモード」で歩いて行き、買い物時にはショッピングカートとしてバスケットを使用することができる。また、自宅に戻る際や疲れた時には「ドライブモード」を選択するといった用途が想定されている。

コンセプトモデル「kupo」は、2018年11月7日から同年11月13日に渋谷ヒカリエで開催される「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(通称:超福祉展)」(主催:NPO法人ピープルデザイン研究所)に出展される。

超福祉展は、あらゆる人や福祉そのものに対する「意識のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月の1週間、渋谷ヒカリエを中心に開催を続けている企画展で、スズキは2015年から参加している。

© 株式会社MOTA