かつてバルセロナやミランなどに在籍し、ブラジル代表選手としても活躍したロナウジーニョ氏が、パスポート没収の憂き目に遭った。
自然保護地区であるポルト・アレグレ(ブラジル)にて違法建築をしたとし、同国の裁判所より200万ユーロ(約2億6000万円)の罰金を科せられていたロナウジーニョ氏と兄のロベルト・デ・アシス氏。この罰金の支払いが滞ったことを受け、裁判所が両名のパスポートの没収、並びに預金口座の差し押さえに踏み切った。ポルトガルメディア『Record』などが伝えている。
同メディアによると、差し押さえられたロナウジーニョ氏の預金口座には、5.8ユーロ(約750円)しか残っていなかったとのこと。2002年の日韓W杯で優勝を経験するなど、プロサッカー選手として栄華を極めた同氏だが、近年は我々が思っている以上に困窮していたのかもしれない。