人手不足の企業7割 甲信越・北陸

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 日本生命(東京)が発表した甲信越・北陸地域の景況アンケートによると、現状で人手が不足していると答えた企業は70・2%と、全国平均の62・3%を上回った。人手が過剰としたのは4・8%にとどまった。業種別では製造業が74・2%と非製造業の67・1%より高かった。

 地域版のアンケート結果の公表は初めて。北陸の152社を含む248社が回答した。

 人手不足の理由について、中途採用が困難であることを挙げた企業が60・2%と最も多く、次いで新卒採用が困難が58・2%、定年退職者の増加が26・5%などとなった。技術・ノウハウの伝承が難しいことや、新規事業や事業拡大の断念といった影響を懸念する意見が多かった。

 2018年9月の業況判断DIは15・9と17年8月の前回調査の15・3から改善した。19年4月見通しの従業員数DIは35・5と18年4月の26・2から上昇し、企業の採用意欲が依然として強いことをうかがわせた。