モナコ会長、汚職疑惑で逮捕…UEFA規制回避の疑いが浮上した直後

『Le Monde』は6日、「ASモナコの会長を務めているドミトリー・リボロフレフが逮捕された」と報じた。

記事によれば、モナコ警察は6日朝にリボロフレフ氏の自宅を家宅捜索し、午後に彼の身柄を拘束したとのことだ。

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当該の事件は昨年9月にモナコの司法大臣であったフィリップ・ナルミノ氏が拘束された事件に関連したもの。

ロシア出身の実業家であるリボロフレフ氏は、それに関連して汚職や腐敗に手を染めていたとして、今回身柄を当局に拘束されたとのこと。

彼とナルミノ氏らとの間では数百回のモバイルメッセージの交換があったとされており、共謀して犯罪行為をしていたという。

先日、モナコは「Football Leaks」によってファイナンシャル・フェアプレー制度を違法に回避していたという疑惑が報じられたばかりだった。

スイスに本拠地を置くマーケティング会社AIMと契約し、タックス・ヘイブンのオフショア企業を使い、偽の契約を作り出していたという疑惑だ。

クラブ側は違法に規制を回避したという疑惑については否定しており、リボロフレフ氏との逮捕とも直接の関連はないようだが…。

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