八代市立病院、廃止後の診療体制報告 市が住民説明会

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八代市立病院廃止後の外来診療などについて市が住民に報告した地元説明会=八代市

 本年度末で廃止される八代市立病院(熊本県八代市妙見町)について、市は5日夜、宮地校区コミュニティセンターで地元住民向けの説明会を開いた。熊本総合病院(同市通町)が外来診療を引き継ぐ来年4月以降の診療体制を報告した。

 24人が参加。市の担当者が廃止の経緯を振り返った後、熊本総合病院から聞き取った内容を説明した。内科や外科など現在の6診療科を残し、同病院の医師が常駐。整形外科を新設し、月・木曜日の午後に専門医を派遣する予定だが、患者が増えるまでは月曜午後のみで様子を見るという。

 参加者から「かかりつけ医が代わることに不安がある」などの声も上がり、市は「患者の情報は責任を持って総合病院に引き継ぐ」と答えた。

 一方、市民団体「八代市立病院の存続を求める会」も同日夜、市内で集会を開き、「市民が安心して暮らせるよう、医療体制を監視し続けたい」などと意見を交わした。(益田大也、福田寿生)

(2018年11月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)