LIXIL、トイレ「再発明」でゲイツ財団とパートナー契約

 LIXIL(本社・東京都千代田区)は6日、米マイクロソフト社のビルゲイツ会長が社会貢献のために設立したビル&メリンダ・ゲイツ財団と、世界の衛生環境の改善に向けトイレを「再発明」するためのパートナーシップ契約を結んだ。

 同財団では世界的にトイレを普及させるためのプロジェクトを展開。LIXILではトイレメーカーとして使用法などの情報や事業化に向けたノウハウなどの提供で協力。新たなトイレの開発・普及を後押しし、世界の人々の生活改善に貢献する。共同して開発を目指すトイレは下水道インフラなどがなくても簡単に使えるオフグリッドタイプ。地域を限定せずに普及を拡大できる要素を盛り込む。

© 株式会社鉄鋼新聞社