青森県教委、盗撮容疑の中学校教諭を懲戒免職に

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 青森県教委は6日、児童買春・ポルノ禁止法に違反するDVDなどを所持し、女児を盗撮していたとして中学校男性教諭(51)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。男性教諭は5日、同法違反容疑などで逮捕された板柳中教諭の男。県教委の聞き取りに対し、容疑者の男は2010年から盗撮を繰り返していたことを明らかにした。

 県教委教職員課によると、同容疑者は腕時計型のビデオカメラを使い、県内の複数の公衆浴場で女児を盗撮していた。目的については「最初はかわいい女の子がいたから-だったが、その後はわいせつ目的だった」と話している。盗撮場所は公衆浴場のみで、画像はインターネットなど外部には流出させていないという。

 DVDは通信販売サイトを通じて10年から1~2年間購入。14年の法改正で、個人が趣味で児童ポルノの写真や映像を持つ「単純所持」が認められなくなってからも、違法性を認識しながら所持を続け、15年ごろから再び購入していた。所持していたDVDは400枚以上に上るという。

 今年9月11日に同法違反容疑で警察の家宅捜索を受け、10月上旬に中学校長に報告したことで発覚した。

 県教委は6日付で市町村教委と県立学校に対し、服務規律確保の徹底に関する通知を出した。田村博美教育次長は記者会見で陳謝した上で「今後も教職員の服務規律の確保に粘り強く取り組み、県教育行政に対する信頼を回復していきたい」と述べた。本年度、懲戒免職となった教職員は3人目。

 一方、県警は同日、同容疑者を青森地検弘前支部に送検した。県警少年課は「余罪について捜査中」と話している。