UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4戦が行われ、グループAではアトレティコ・マドリードが前節アウェイで完敗したボルシア・ドルトムントと対戦した。
今試合で敗北すると決勝トーナメント進出へ黄色信号が灯るアトレティコだったが、決勝の舞台にもなるワンダ・メトロポリターノの大声援を背に、選手たちが輝きを放つ。33分にペナルティエリア左まで全力で駆け上がったフィリペ・ルイスがゴール前にグラウンダーのパスを送ると、サウール・ニゲスが左足で押し込んで先制点を獲得。優位をキープして試合を折り返す。後半に入ってもアトレティコは攻撃の手を緩めず、80分にアントワーヌ・グリーズマンがダメ押し弾を決めて勝負あり。見事リベンジを果たしたアトレティコが勝ち点でドルトムントと並んだ。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるバルセロナは、雨が降りしきるジェゼッペ・メアッツァでインテルと対戦した。リオネル・メッシの復帰が見送りとなったバルセロナは、アウェイながら積極的に攻めてゲームを支配。終盤まで優位を維持すると、83分に途中出場したマウコムが技ありゴールを決めて先制に成功。投入してわずか数分で結果を出した。終了間際にインテルに同点に追い付かれるものの、勝ち点1を獲得したバルサが一番乗りとなるグループステージ突破を果たした。