ナショナルズが9月に長期契約オファー提示もハーパー拒否

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ナショナルズは2018年のレギュラーシーズン最終日、まだ独占的な交渉権を有している期間中に、ブライス・ハーパーに対して長期契約のオファーを提示していたようだ。しかし、ハーパーはそれを拒否。現在、ハーパーはナショナルズからクオリファイング・オファーを提示されているが、それを拒否してフリーエージェント市場へ打って出ることが確実となっている。

日本時間11月7日、ナショナルズのマイク・リゾーGMはカリフォルニア州カールスバッドで行われているGM会議において「我々が彼と契約することを試みたのは間違いないよ」と語り、ハーパーに長期契約のオファーを提示したことを認めた。「彼は我々のチームの一員だ。これから何が起こるかを楽しみにしているよ」という言葉からは、再契約への意気込みと自信が感じられた。

ナショナルズはハーパーの代理人であるスコット・ボラスとの間で9月の1ヶ月にわたって契約交渉を続けていたという。一部の報道によると、ナショナルズが提示していたオファーは「アグレッシブ」なものであり、オプトアウトを含まず、総額が少なくとも4億ドルに達するものだったようだ。

もちろん、これはハーパーがナショナルズと再契約を結ぶ可能性が消滅したことを意味するわけではなく、ナショナルズは26歳の元ナ・リーグMVPを巡って、他球団との争奪戦に臨むことになる。現時点でハーパー争奪戦に加わることが予想されているのは、ヤンキース、ドジャース、カブス、フィリーズ、ブレーブス、ジャイアンツ、そしてカージナルスといった顔ぶれ。まだ「本命」は現れていない。

2010年のドラフトで全体1位指名を受けたハーパーは、2012年に19歳でメジャーデビューを果たして新人王に輝き、今季まで7シーズンにわたってナショナルズでプレイ。うち6シーズンでオールスター・ゲームに選出され、通算927試合に出場して打率.279、184本塁打、OPS.900をマークしている。4億ドルを超える規模の争奪戦には大きな注目が集まりそうだ。