UEFAチャンピオンズリーグのグループステージも後半戦となり、各グループで決勝トーナメント進出の可能性があるチームが出てきた。グループHでは好調ユベントスが第4戦でグループ突破を決めるかもしれない。
6得点0失点で完璧なグループステージを過ごしているユベントスは、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるという条件でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。過去13試合で6勝2分け5敗とほぼ互角の両者だが、ユベントスはエースのクリスティアーノ・ロナウドが健在なのに対し、ユナイテッドはロメル・ルカクが筋肉系の負傷で欠場に。さらにユナイテッドはCL直近2試合でノーゴールと、ユベントス有利の状況となっている。ただ前節のロナウドのユナイテッド帰還に続き、今節ではポール・ポグバが古巣トリノに凱旋することとなり、特別な意味を持った試合になるかもしれない。
サンティアゴ・ソラーリ新体制になってから初のチャンピオンズリーグを迎えるレアル・マドリードは、アウェイのプルゼニ戦に乗り込む。若手選手の躍動や主力選手がコンディションを取り戻しつつあるレアルがグループ首位通過を目指し反撃の狼煙を上げる。対抗馬のASローマは、エースのエディン・ゼコが絶好調。2試合で5ゴールの固め打ちでリオネル・メッシと共に得点ランクトップに立っている。