無人トラクター縦横無尽、生産者100人参加 水田スマート農業研修会

©有限会社大分合同新聞社

無人トラクターの実演を見学する生産者ら=7日、宇佐市川部

 県は7日、宇佐市川部の農地で水田スマート農業研修会を開いた。ITを活用した農業技術を広め、コメ作りの低コスト化や生産性の向上を図ることが狙い。宇佐、中津、豊後高田3市の生産者約100人が参加した。

 稲刈り後の水田で自動制御機能の付いた農業機械の作業実演があった。参加者は、無人トラクターが自動で方向転換をしながら10メートル四方の農地をくまなく耕す様子を見学。作業後の土壌の状態を確認した。

 中津市三光の黒沢憲次さん(70)は「自動で真っすぐ耕せるのはすごいの一言。ただ、新しい技術なので自分たちが操作を覚えられるか心配」と感想。

 宇佐市の農事組合法人「まっさき」の佐々木智治代表(56)は「狭い農地での導入は難しそう。農地の整備が進んで広い水田が増え、さらに技術も進めば導入を考えたい」と話した。